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施工事例

キッチンが主役のナチュラルモダンな家

札幌市のTさまは、ご夫婦と高校生、中学生、小学生の3人のお子さんと暮らす5人家族。
ご主人の転勤をきっかけにご夫婦の故郷である札幌で新居を構えることになったTさまの家づくりは、ご家族にとって心温まる感動の体験となったようです。

ナチュラルモダンな内装と、こだわりのキッチン

「外観は、外壁と軒先、カーポートの色決めに特に迷いました」と奥さま。「軒先をブラックにするとシャープな印象になりますが、このように色味を揃えると調和のとれた美しい外観になると担当の常田さんに教えていただいて何度も検討を重ね色を決めました」と話します。1階の地窓は通りの視線を気にせずに採光と換気をするために配置されました。

対面キッチンには腰壁を設け、手元が見えないように配慮しました。手前にある大容量の収納カウンターには、学校のプリント類やヘアゴムなどの身だしなみ用品を収納して、朝の支度に必要なものを1箇所にまとめられるようにしました。

パナソニックのシステムキッチン。シンク付近の手元にはショールームで見つけたというオプションのクッキング・コンセントをつけました。「パン作りが趣味でハンドミキサーをよく使うので重宝しています」と奥さま。

(写真左)地窓からの採光で明るい洗面室。
(写真右)キッチンと浴室の間にあり玄関ホールから出入りができるユーティリティー。可動式の造作棚で日用品がたっぷり収納できます。

1番の希望は冬を暖かく快適に過ごせる家

富山では築40年の社宅に住んでいたというTさん。寝るときには掛け布団と毛布を何枚も重ねて、湯たんぽを入れていても寒かったと話します。窓周りには結露が発生してカーテンが濡れてしまうほどだったとか。長年寒さに悩まされてきたTさんが住まいに求めたのは、冬を暖かく過ごせる快適な住環境でした。

玄関とリビングを仕切る扉がない構造は、高気密・高断熱の高性能住宅だからこそ実現する間取りです。

奥さま 親戚がケイアイさんで家を建てていて、「暖かくて住みやすい」という話は以前から聞いていました。いくつかの住宅メーカーを検討したのですが、やはり信頼できるケイアイさんにお願いしようと思って依頼を決めました。

常田さん ケイアイの家は標準仕様で『ZEH oriented』基準をクリアしています。外壁は高性能グラスウール105ミリに、ネオマフォーム45ミリを付加断熱。サッシもトリプル、玄関ドアも高断熱製品を採用し、断熱気密施工も新住協(一般社団法人 新木造住宅技術研究協議会)で知識、技術を学んで実践しています。

以前の住まいでは寒くて毛布を何枚も重ねて眠っていたと話す奥さま。親戚にその話をすると「ケイアイの家は毛布がいらないほど暖かいよ」と言われたそう。日頃から信頼できる人の感想を聞いていたことも依頼を決める後押しになりました。

Tさんの暮らしに寄り添った大工さんの提案に感動

左はTさん親子、右はお客様担当で施工管理も担当したケイアイコーポレーションの常田安儀さん

これまで住んでいた社宅では、寒さのほかにも、子どもたちが大きな音を立てないように注意したり、趣味のパン作りの道具を置いておくところがなかったりと不便を感じることが多く、新築一戸建てに憧れがあったという奥さま。「初めての家づくりで何もかもが新鮮で、見るもの全てに感動していました」と家づくりを振り返ります。中でも大工さんにしてもらった提案には今でも感謝していると話します。

L字の土間で広々とした玄関。設計段階では写真左のシューズクローゼット側と写真右のドア側のスペースを仕切るための壁がつけられる予定だった

奥さま 土間収納に憧れがあって、最初は収納と玄関を分けられるような仕切り壁を設計に組み込んでもらっていました。現場見学をして実際の玄関を大工さんと一緒に見た時に、仕切り壁を設けると玄関を狭く感じるかもしれないという話になって、大工さんが壁をつけずに広さを生かす方法もあるよと提案してくださいました。実際に暮らしてみると使いやすくて、大工さんの提案通りにして良かったと感謝しています。

毎週のように工事している家を見に来ていたという奥さま。ベテランの大工さんは奥さまが来ると作業中でも手を止めて、施工の内容を丁寧に説明してくれたそうです。「見に来るたびに出来上がっていく家と、細かな説明をしてくれる大工さんの優しさに感動して涙してしまうこともありました」と奥さま。

パン作りがもっと楽しくなるパントリー

大工さんの提案は玄関だけでなく、奥さまがこだわったパントリーにも生かされていました。

壁で目隠しをしたキッチン横のパントリー。下段には家庭用のパン発酵器が収まっている

奥さま パン作りで使う材料と発酵器を置きたくて、キッチンの隣にパントリーを作ってもらいました。

ケースに収納された調味料類。可愛らしいラベルは娘さんがテプラで作ったものです。

パントリーとダイニングを仕切る壁は圧迫感を出さずに目隠しの役割を果たしています。奥さまと大工さんが相談してベストな高さを決めました。

高性能住宅で叶った家族みんなが快適な暮らし

2023年の12月に完成したTさんの住まい。ご家族はその快適さに衝撃を受けたと言います。

「子どもたちに自分の部屋を作ってあげたい」というご夫婦の希望も叶えることができた

奥さま まず暖かさにびっくりしました。主人も子どもたちも暖かくて広い家を気に入っています。窓ガラスが結露することも全然なくて、子どもたちと一緒になって喜んでいました。家づくりを任せてくれた主人にも感謝していますし、担当の常田さんと大工さんにも本当に感謝しています。

オーナーの希望に添ったプランニングと、現場だからできる柔軟な提案によって、Tさんの住まいは家族5人が快適に暮らす理想の家になりました。

ケイアイコーポレーションの安定した施工力を体感したのと同時に、地域に根付き信頼されている工務店であることが実感できる取材となりました。

ご家族にも大好評の手作りパン

広くて使い勝手の良いキッチンは調理器具を使うためのコンセントや食洗機なども充実しています。パン作りに必要な食材をきれいに整理収納できるパントリーは普段のお料理の時にも役立っているそう。

常田さんは奥さまの作るパンの美味しさに感動し、今ではご夫婦でパン教室に通っているのだそうです。