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施工事例

眺めの良い2階リビングの家 札幌市Tさま

住宅会社を選ぶポイントには、断熱・気密などの住宅性能の高さやデザインの良さ、費用面と、様々な要素がありますが、中でも「担当者や住宅会社に信頼がおけるかどうか」が最終的な決め手になることが多いようです。

今回ご紹介する札幌市手稲区のTさんは、仕事仲間からの紹介で、住宅会社を選びました。Tさんが設計・施工を依頼したのはケイアイの家(ケイアイコーポレーション株式会社・札幌市西区発寒)。西区・手稲区を中心に、地域に根差した住まいづくりを展開する安定企業です。Tさんに、依頼の決め手や、ケイアイの家づくりについてお話を伺います。

ビルトインガレージからの動線の良さや可変性の高いプランが魅力の1階

Tさんのお宅は北東の角地にあります。外観はブラックの石目調サイディングで覆われたスタイリッシュなデザイン。広い駐車スペースはアスファルトで仕上げました。

1階は電動シャッター付きのビルトインガレージと2つの居室、2階にLDKや水回りを配した間取りです。

玄関とは別に、ガレージからも中に入ることができる2WAY。車庫から玄関へ続く通路には、両側に天井まで続く収納棚を備えたシューズクローゼットをプラン。靴の他、アウトドア用品や季節の道具もすっきりと収まっています。

玄関ホール。2階に続くさらし階段は、途中から階段下を収納にしています。

奥さま さらし階段なので本来は蹴込み部分が空洞なのですが、下を収納にしたいとお願いしたところ、蹴込み板を付けてくれました。ブラック・アイアンのフレームに合わせて黒く塗装してくれて、統一感もあるし、収納に埃が入る心配もなく、とても気に入っています。

玄関土間に床暖房が入っているので玄関から暖かいのも嬉しいですね。吹き抜け階段ですが、2階にいてもほんわか暖気が上がってくるのを感じます。

ご主人 昔の家は玄関が寒いと靴についた雪が凍りだすなんてこともありました。本格的な雪の季節には、濡れた靴も乾くし、土間床暖房の良さをもっと実感するでしょうね。

玄関ホールに面した9帖大の洋室。今は3歳の娘さんのプレイスペースとして使っています。ホールに通じるドアは2つあり、将来的には2部屋に仕切ることが可能です

奥さま ドアを少し離して配置してもらったことで、4.5帖ずつの個室にすることはもちろん、6帖の個室と3帖のクローゼットや納戸にするなど、その時の家族構成に合わせた変更ができるようにしてもらいました。

この他に1階には主寝室があり、今は奥さまと娘さんが一緒に使っています。

眺望の良いオープンな2階LDK・奥さまこだわりの便利な家事動線も

階段を上がると東に面した大きな窓が並ぶLDKが広がります。角地に加え、目の前に川が流れているため、建物が密集せず開けた景色が楽しめるのも魅力です。

キッチンは奥さまの希望で床から浮いているように見えるフロートタイプのデザインにしました。通路側に扉付き収納も備えています。

暮らし方に合わせて設備を考えたところ、食洗器は必要なかったと奥さま。ホワイトで統一された清潔感あふれるキッチンです。

キッチンの並びにダイニングスペースがあります。ダイニングには引き戸タイプの収納も完備。ストック品のほか、様々な生活道具が収まっています。

2階ホール。通路に面して手前から順にファミリークローゼットへの出入り口、洗面化粧台、ユーティリティーへの出入り口、突き当りに洋室のドアが配置されています。

家族の衣類が収まっているファミリークローゼット。奥を曲がるとユーティリティにつながっています。

クローゼットの出口から見たユーティリティ。物干しスペースも付けた、ゆったりとした空間です。家事のしやすさを考え、奥さまが最もこだわったポイントです。洗濯機の横にあるドアからホールに出入りできる回遊式です。

奥さま 洗面化粧台がユーティリティにあると、使おうと思った時に、他の家族の入浴と重なる場面も考えられたので、いつでも気兼ねなく使えるように、ホールに設置してもらいました。

来客の際にも気軽に使ってもらえるし、帰宅後の手洗いもスムーズで、重宝しています。

こちらはホールの突き当りにある洋室。今はご主人の寝室として使っています。

ご夫婦にお聞きします

Q 依頼の決め手はなんですか?

ご主人 ケイアイコーポレーションさんでマイホームを新築した仕事仲間の紹介がきっかけです。彼の新居はアイデアに満ちていて、とても個性的。これぞ注文住宅と感じる家で、自分も建てるならケイアイさんがイイなと思いました。

最終的な決め手は担当してくれた奥泉社長の人柄の良さですね。真摯に寄り添い、必要な場面ではプロとして的確に提案してくれるアプローチの仕方が心地よく、この人なら信頼できると感じました。

Q 家づくりはどのように進みましたか?

奥さま 工事担当の常田部長が、細かな部分まで相談に乗り、期待以上の提案をしてくれました。何か質問をすると適切に答え、スピーディーに対応してくれました。例えば私が気に入った照明器具をどこに付けるかという話になった時にも、迷うことなくピッタリな位置を決めてくれて。他にも沢山エピソードがあります。

聞き手に回れる本物のプロ。柔らかい物腰にいつも助けられ、安心して家づくりをお任せできました。

Q 実際の住み心地はいかがですか?

ご主人 寒い季節になってからは特に、断熱・気密の良さを実感しています。玄関に床暖房が入っているのも良かったですね。入口から家全体が暖かいと感じます。

奥さま 子ども部屋を1階に配置しましたが、吹き抜け階段のおかげで2階に居ても子どもの様子が分かり、大正解でした。

間取りについては、実際に住んでいるイメージを思い浮かべながら、変更を重ねて決定しました。入居するまでは不安もありましたが、実際に暮らしてみると、とても住みやすく、満足しています。

ご家族と談笑する奥泉社長

奥泉社長 Tさまのお宅は気密測定の結果、C値が0.39という数値の超高気密住宅です。隙間をつくらない気密施工には大工の技術力が必要ですが、弊社には一緒に断熱・気密の技術を培ってきた専属大工がいるので、安定した性能を保つことができています。(T邸は札幌次世代基準の0.5以下に該当する高性能です)。

現場担当・常田部長 図面だけではなかなかイメージしきれないので、お客さまにはできるだけ現場にも足を運んでもらい、実際の状況を確認していただくようにしています。

お客さまのご要望を形にすることを一番に考え、プランに落としていきますが、実際の使いやすさについては棟梁や大工さんの意見を参考に、微調整をかけることもあります。

背の高さに合わせた手すりや腰壁の微調整などは、現場だからできること。お客さまが自由に現場に出入りしていただける環境づくりも心掛けています。

ご主人は「予算面でも大満足。良くしてもらった分、ケイアイの家づくりを仲間たちに紹介したい」と話してくれました。口コミの紹介で繋がるケイアイの家づくり。その理由を実感した取材となりました。