男性の育児休暇
岸田首相が男性の育児休暇を30年度には85%にあげる目標を打ち出した事が最近話題になりました。
貴重な新生児期を一緒に見てほしい。
育児の大変さを共有したい。
こう思う女性の気持ちはよくわかります。
しかし、もし取れるような社会だったとして我が家に必要だっただろうか。
男女平等とは言いますが、出産も母乳も女性にしか出来ません。
育児には父親にしか出来ない事、母親にしか出来ない事があり、みんながみんな育休を取れば母親が楽になるわけではないと思うのです。
父親の行動次第では母親の負担とストレスが増えるだけかもしれない。
それなら時短勤務や残業なく帰ってきてくれて、上の兄弟の習い事やお風呂を担当してくれたり、たまにご飯を買って帰ってきてくれる方がずっと助かる。
産休育休を経て復帰した女性も、産みもしない男性が同じように育休を取る事にモヤモヤしないだろうか。
男性の育休85%にこだわるより、ケースバイケースで周りの顔色をうかがわずに休める体制の方が、私は必要だと思います。
(娘の習い事の付き添い時、いつも狭い軽自動車の中で息子の授乳をしながら待っていました。主人が時短で帰ってきてくれたらと何度思ったかわかりません。)
by 本間