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八重の桜

 14日から16日まで業界の研修旅行で仙台と福島県へ行って来ました。

仙台では震災で被災した小学校を見学しました。

校長の機転で学校の屋根裏へ避難して、児童や近所の人たち約100人が助かった

現場を見学しました。海岸から僅か400メートルしか離れていない危険な場所で10メートルの

津波に襲われ全員が助かったのは本当に奇跡なようなものだと思いました。

その後、福島県へ向かいました。テレビで名前を聴く福島の町は今桜が満開でした。

各地に大きな発電所がありました。水力、風力、太陽光、そして事故が起きた原子力。ここで

発電され、使用される電気は殆ど東京を中心とした関東エリヤです。それなのに事故後の汚染ゴミの

引き取り手はなく福島は今なお二次被害の真っ最中でした。

 翌日、急遽機転を利かせてくれた旅行会社の方たちの配慮で有名な「三春の滝桜」を見学しました。

福島の町はどこも優しく穏やかで、まさに「北国の春」に出てくる、帰りたくなるような

春の風景の町でした。1日でも早く元の生活ができるようお祈り申し上げます。(鴈原)