建築豆知識

家を建てる前に知っておきたい建築用語

2020/09/22

今回は「さあ家を建てるぞ!」と、お考え中の方に

是非知っておいていただきたい建築用語をいくつか説明させていただきます。

土地選びや工務店選び、家の間取りや構造を決める上でおさえておきたい建築用語を

できるだけ分かりやすく簡潔に解説できればと思いますが、より詳しく知りたい方はお気軽におと言わせくださいませ。

 


C値とは

家の隙間面積を表す指標で、この値が小さいほど家に隙間がなく良い家だと言えます。

※詳しくはケイアイの家づくりにも記載あり

 


Q値とは

「熱損失係数」どれくらい熱が逃げやすいかを表す指標で、

この値が小さほど家から熱が逃げにくく、冷暖房の効率がよく良い家だと言えます。

現在はQ値よりUA値の方が重視されるようになっています。


UA値とは

「外皮平均熱貫流率」屋内外にどのくらい熱が移動するかを表す指標で、

この値が小さほど断熱性能が高く、冷暖房の効率が良い省エネな家だと言えます。

※詳しくはケイアイの家づくりにも記載あり


地盤調査とは

建物の基礎となる地盤は長く家を支える上で一定の強度が求められます。

地盤は土や地形などの種類によって強さが異なり、

中には一見頑丈そうに見えても実は柔らかい軟弱な地盤もあり、

そのような軟弱地盤は地質改良で地盤を強化する必要があります。

地盤調査はその土地の強度について調べ建物が安全に支えられる地盤か、

安全に建てるためにはどうすべきかなどを把握するために行う、

安全な住まいを建てるためには欠かせない工程です。

 


用途地域とは

住みやすい町づくりのために建築できる建物の種類、用途の制限を定めたルールのことです。

用途地域は「都市計画法」により都市の環境保全や利便の増進のために

「住居系」「商業系」「工業系」の3つに分かれ、さら12種類のエリアに分類されます。

土地選びをする上で用途地域を理解された上で探されるのも重要なポイントと言えます。


防火地域・準防火地域とは

「市街地における火災の危険を防除するため定める地域」として都市計画法で指定されるエリアで

これらの地域に家を建てる場合、構造や材料に関して一定の条件を満たさなければなりません。

多くの場合で駅前や建物の密集地、幹線道路沿いなどが指定されています。


建ぺい率とは

敷地面積に対する建築面積の割合のことで、

採光や防火、安全性など住環境の維持を目的に建築基準法によって定められています。

※建築面積:一般的に1階部分の面積のこと。

計算の方法は、敷地面積200㎡で建ぺい率が50%場合、建築面積の上限は100㎡となります。

建ぺい率は「用途地域」によって決まり、

その他に敷地が角地にある場合や、防火地域の場合など、上限値が緩和されるケースもあります。
 


容積率とは

建築基準法で定められた基準のひとつで、敷地面積に対する延床面積の割合のことです。

一戸建ての場合、延床面積とは各階の床面積を合計したものです。

計算例は、敷地が300㎡で容積率が70%なら、300㎡×0.7=210㎡となり、

延床面積210㎡までの建物を建てられます。

容積率は「用途地域」ごとに上限が定められていますが、

住宅の地下室の一定部分を算入しない特例や、前面道路の道幅により

上限を緩和される場合もあります。

 


絶対高さ制限とは

住環境や景観の保全のために、建物の高さを10mまたは12mまでと制限している決まりです。

絶対高さ制限が適用されるのは、

居住環境の保護が重視される用途地域(第1種および第2種低層住居専用地域)です。

これらの地域では、たとえ建ぺい率や容積率の上限に余裕があっても、

この高さより高い建物は建てることができません。
 


斜線制限とは

道路や隣地の日当りや風通しを確保するために、建物の高さを規制した決まりです。

斜線制限の規制は3つあり、

「道路斜線制限」は道路境界線、

「隣地斜線制限」は隣接境界線、

「北側斜線制限」は北側隣地境界線を基準とし、

用途地域などで定められたルールに従って斜線を引き、その斜線内に建物を収めなければいけません。

 


接道義務とは

災害時の避難経路や、緊急車両の通り道の確保を目的に、

建築物の敷地は幅4m以上の道路に対し2m以上接しなければならないというルールです。


 


セットバックとは

敷地の前面道路の幅が4m未満の場合、

道路の中心線から2m部分まで道路との境界線を後退させることをセットバックといいます。

また、道路の反対側が川などの場合は、4m部分まで、

道路との境界線を後退させる決まりになっています。

 

セットバック部分は“道路”とみなされるので、

自分の敷地内であっても建物はもちろん門や塀、花壇などを設けることはできません。

このため、セットバックが必要な場合、敷地めいっぱいに家を建てることは難しくなります。

注意したいのは土地購入時で、

セットバックが必要な土地かどうかを見落とさないように注意しましょう。